阿南ICTママ1期生体験談#06

まず、「ICTママ」という言葉自体、聞いたことがなく、どんなことをしているのか全く知りませんでした。「テレワーク」でさえ、コールセンター等の仕事だと思っていたくらいだったので、阿南にテレワークセンターが開設され、それを広報で見なければ、今でも何のことかわかっていなかったと思います。

子供が幼稚園に行くようになったので、空いた時間で何かやりたいと思い、仕事を探していました。勤務時間や条件を見ていくうちに、現状では外で働くほどまとまった時間の確保ができず、半分諦めていました。「また探していたら、いつか仕事も見つかるかな」くらいに思っていましたが、パソコンで仕事を探している時に在宅ワークを見つけ、自分の空いている時間にできることから始めました。ただ、不安なことも多く、収入も少なかったので、仕事というよりは趣味の延長くらいでした。

テレワークセンターで「ICTママ」という働き方があるという事を初めて聞きました。在宅ワークでありながら、「チーム」で作業するというところに惹かれました。在宅ワークだと、家で一人で作業することがほとんどで、できることも限られていました。それが、チームで作業するとなると、できることの幅が広がるかなと思いました。それに、インターネットを使っての在宅ワークは、顔の見えない相手とのやりとりで、正直、不安なことがたくさんあったので、身近に相談できる人がいるというのが、何より心強いと感じました。

ちょうど、空いた時間を有効に使いたい!何か始めたい!と思っていた時に、ICTママの養成講座の話を聞き、遠くまで行く必要もなく、しかも無料で受講できるということで、「やってみたい」と思いました。どこまでできるか不安はありましたが、できなかったら仕方ない、できるところまでやってみようと思いました。

実際に、養成講座を受講してみると、今まで知らなかった事や、専門的な事も多く、鈍った頭は動かないし、習った事を吸収できているのか全く実感できませんでした。演習をしていくうちに、何となくわかったような、わからないような…そんな状態でした。たった10回の講座でしたが、頭をフル回転させ、とても充実した時間でした。家事と育児に追われ、しばらくできていませんでしたが、久々に自分のために使える時間を満喫できました。

養成講座の様子

養成講座を受講しながら、今までの生活とは「時間の使い方」が違うなと実感しました。今まで、ただ何となく過ごしていた時間も、することがあると、とても有効に使えます。家事をして、空いた時間に好きなことをして…という考え方から、○○をするためには、いつまでに△△をして…というように、時間配分を意識できるようになってきました。目的があると、家事をさっさと終わらせたり、次に何をしようかと考えるようになりました。

もちろん、ダラダラ過ごす時間も大切で、常に張りつめた状態ではなく、リラックスやリフレッシュすることで、また次に繋がると思いました。頑張ったら休憩し、休憩したら、また頑張るというように、生活にメリハリができました。

ICTママにはなったものの、果たして何ができるのか。養成講座を受講したからといって、いきなり何でもできるわけではなく、習ったことを活用しながら、どんどん自分のものにしていけたらと思います。

養成講座が終わって、まず最初に頂いたお仕事が、ホームページの移行作業や養成講座で学んだ事ではありませんでした。正直なところ、習ったことをすぐ使ってみたいという気持ちがありましたし、習ったことを忘れてしまいそうという不安もありました。しかし、その後仕事をしていくうちに、仕事内容も本当にたくさんの種類があることがわかりました。どういう風に仕事を進めて行くのか、チームで仕事をするということはどういうことなのか等、少しずつわかってきました。養成講座で学んだCMS(ホームページを管理・更新できるシステム)を使ったお仕事もいただき、学んだ事を思い出しながら、少しずつ使っていけるようになりました。自分の作業が完了すると、提出し、確認していただき、訂正が入るか、完了となるかですが、最初のうちは訂正も多く、忙しいコーディネーターさんをつかまえては質問攻めにしていました。それでも、訂正が入らずに一度で完了となると嬉しく、達成感も得られました。

家で一人ではできなかったことが、ICTママになってたくさんできるようになりました。作業は、パソコンに向かってこつこつすることも多く、孤独になりがちですが、わからないことがあるとコーディネーターさんや他のICTママもいるので、聞くことができます。不安が解消されるだけでなく、他の方も頑張っているから頑張ろうと励みになります。

テレワークセンターでは、イベントも開催されており、動画の編集や、デザインをしたり、パソコンについても学べます。また、イベントに参加することで多くの人と出会えることもとても魅力的です。これからもたくさんの事を学び、仕事の幅、趣味の幅を広げ、新しい仕事にも積極的に挑戦していきたいと思います。

イベントで作品を見せ合う参加者